先輩彼女


ご飯を急いで食べ終わり

体育館へ


体育館からはすでにボールの音が聞こえた

中に入ると
先輩がシュート練習をしていた。

きれいなフォーム

しばらくみていたら

「片山、来たンなら声かけろよ?」

「あぁ~すいません」

「いや、いいよ。
ぢゃあゲームしよ?」

「了解です。」

先輩と無我夢中に
ボールを追いかけ合った

結果は

「俺の……か…ち
ハァハァハァ………」

「負け…ちゃい…ました
ハァハァハァハァ」

「いや、男相手にお前凄いわ」

何か、食後に激しく動きすぎたみたい

めまいがする………

「かた………ま?
………や………!!」

先輩の声が小さく聞こえる

私はそこで意識を手放した。


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