先輩彼女

目が覚めたら

そこは保健室…

「片山?」

先輩の声がする

「せ…んぱい?」

「良かったぁ~」

だんだん意識がはっきりしてきた

「先輩、部活……」

「あぁ~もう、終わったよ」

「えっ?今何時?」

「7時」

部活終わってから
1時間も待っていてくれたの?

「すいません。
お腹すいてますよね?」

「いや、俺こそごめんな?無理させちゃったみたいで…」

先輩が責任感じてる

「無理だなんて∑
これは、私の意志です
先輩に練習誘われて
嬉しくて調子こいちゃったまでですから…」

「片山?
さっきのホント?」

「何がですか?」

「嬉しかったってヤツ」

あ゙っ
恥ずかしい………
告白したようなもんだ

「片山?
俺、お前の恋応援できない。」

えっ?
先輩、より戻したの?

「俺、片山に好きなヤツいるの知ってるけど…
俺、片山の事好き」

先輩はそ-言いながら
私の両手をぎゅって
握ってきた。


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