先輩彼女

「先輩!!お疲れ様でした
ナイスプレイでした」

「ありがと、日向。
日向の代では絶対入賞してよね?」

「はい。わかりました。」

「日向なら大丈夫ね?」

私は笑ってコクリと頷いた。

先輩のとこにも行かなくっちゃ…

「先輩…お疲れ様でした」

「ひ…片山…
サンキュー
優勝できなかった」

「結果だけがすべてぢゃ無いと思います。

それまでの練習や

このメンバーで最後までやれた

って事に意味があると思います。」

「…………そうだな
また、片山に一敗食わされ」

「すいません。また余計な事をっ!!」

「いや、お前の言ってる事は正しいよ?
お前の代では優勝しろ」

ちょっと待て…
さっき麻美先輩達に
入賞しろと言われ

次は優勝………
どんどんレベルが上がってる∑

流石にこれは
苦笑い…

「おい、苦笑いすんな」

先輩に軽くほっぺを引っ張られた…

初めてそんな事をされ
私の顔は真っ赤

顔どころか
耳までも……

「悪い。そんな赤くなるなよ?」

ばかっ
それ、言っちゃあだめでしょ?


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