先輩彼女

「片山さんの事狙ってたのにぃ~」

「告白もできず諦めかよ」

「でも澤田ぢゃなぁ…」

と言う声がちらほら

私の事好きだったの!?

全く気づかなかったし

「おい、日向はもう俺ンのだからな?手出さないで」

と口調に似合わず
目つきが恐ろしい∑

「澤田先輩格好いいな
って思ってたのに…」

「相手がひなちゃんなら納得だよね?」

と言う女子の声も聞こえる…

私は何となく澤田先輩に目をむけた

そしたら

「もう、ご飯食べ終わった?」

と聞かれた…

「あ、うん。食べ終わったけど…」

「山口、古川
ご飯食べ終わったら
自由行動だよな?
ぢゃあ俺、日向とまわるから」

「日向泣かしたら許さないからね!!」

「行ってらっしゃい。
時間厳守だよ。」

麻美先輩と遥香先輩の
了解を得た。

「分かった。
日向?行くぞ。」


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