先輩彼女

「おっけ分かった
ぢゃあ大島さんで」

「“さん”いらんよ」

「了解」

私は全く男心が読めん…

ってさっきから視線めっちゃ感じるンだけど…

視線の方に顔を向けると

下田君とバチッと目があった

何?
まぁ、とりあえず

「どうもっ」

「…………ぶっ
おもろいなぁ-
何て呼んだらいい?」

笑われた
多分………
何故に!?

笑顔まで爽やかな下田君

「あぁ~~~何でもいいよ」

「ぢゃあ片山って呼ぶ」

「ん。ぢゃあ私は下田君って呼ぶ」

「おう。
片山ってどこ中?」

「私?南だよ。
佳奈と一緒」

「へぇ~
大島は?」

「東」

「みんなこの変だなっ
俺西中だもん」

西中何だ

キ-ンコ-ンカ-ンコ-ンキ-ンコ-ンカ-ンコン
「あっ鐘……
佳奈私帰るね
ばいばい
下田君もまたね?」

「おうまたな。」

「佳奈、下田君ばいばい」

「なるちゃんまたね」

「またな」

佳奈と下田君に見送られ3組へ戻った


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