先輩彼女

「……………」

またもやシカト………

嫌われたのかな?

まぁ、いいや。

一礼して私は部室に急いだ。

こうなったらやっぱり
バスケでいいとこ見せてアピールしか無いね!!

「失礼しまぁ~す」

「おっ日向。今日も元気だねぇ~」

「はい。麻美先輩こそ」

「ははっ。私はそれが取り柄だもん」

「そんな事無いです。」

「日向、もうみんな来てるよ?中入っちゃって?」

「春香先輩、こんにちわ」

私は中へ入り昨日と同じ場所に荷物を置いた。

隣は勿論、菜穂。

何かもう自分の指定場所みたいになっちゃった的な…

「菜ぁ穂っ」

「日向、今日も頑張ろうね」

「うん、よし着替えたし
行こう。」

「日向着替えるの早いね」

そうかなぁ?
でもパパッとする派ではあるけど…


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