先輩彼女

「バスケの練習してたんだろ?」

隣から急に低い声が聞こえた…

「仁っ∑」

「あってるだろ?」

そう言ってニヤリと笑った

「内緒にしてね?」

「内緒ねぇ~」

この性悪男っ!!

「明日から俺も付き合ってやるよ?」

「はぁぁぁぁ!?
別いらないしっ!!」

「あ?バラしたろうか?」

もう、何なの?
この男っ!!

「ゔっ!!………
宜しくお願いします…」

「よろしい。」

だぁ~っ
仁のバカアホナス!!!

次の日から当然
仁との練習が始まった訳で…

達也には
怪しまれるはで
もう散々…

でも効果は何気に出てきてるみたい

相変わらず澤田先輩には負けっぱなしだけど

ボールに前より
ついていけてる。

手応えを感じ初め
練習にもさらに
力が入り始めた。


< 65 / 128 >

この作品をシェア

pagetop