先輩彼女
「菜穂~!!!」
「日向!?」
「部活いこっ?」
「あっうん」
「ごめんね。ちょっと準備に時間かかっちゃって∑」
「別にいいよ。」
「初めてだね?
一緒に部活行くの」
「うん。そ-だね」
だって急いで準備したの初めてだもん
「何か良い事あった?」
「まぁ」
もうみんな鋭いな
今日の部活は
驚くほど調子が良かった
恋って凄いね
練習に集中できないとか
嘘だよ。
現に私は絶好調ぢゃ無いか!!
厳しい練習も全く苦では無かった。
あれから、澤田先輩は
ちゃんと挨拶を返してくれるようになった。
何がきっかけなのかは
未だ不明だけどね?
私が気づかないときが
極偶にあって…∑
そ-ゆう時は
あっちから声をかけてくれる。
私達の関係が変わって来たように思えた。