先輩彼女

それから
私はやっぱり先輩が好きなままだった

簡単に諦めれなかった

総体も終わり

また、男女合同の練習が始まった。

澤田先輩は私にパスを回してくれるようになった

でも私もいつまでも
パス待ちぢゃダメだと思い自分からボールを取りにいってる

先輩のパスは今では
普通にカットできるまで
成長した。

「片山ぁ~
俺のパスカットするなよ?」

と言ってくる先輩が
面白い

「今日は私の勝ちですね?」

「生意気っ」

「えっ?先輩、怒らないで下さい。」

「怒って無いよ?」

また、先輩は
ニタッと笑った!!

騙された∑

そんなやり取りをしていると…

「澤田、日向と仲良くするのはいいけど…
結衣ちゃんは?」


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