ハッピー☆ハネムーン
スイート☆ハネムーン
気が付くと、眩しいほどの光に包まれていた。
それは、桃色に光り輝いている。
『……なに? あれ』
目を細めて、その光の集合体に近づく。
でも、なかなかそこにはいけなくて……
足が重たくて。
おかしいな……?
そう思って顔をしかめた瞬間。
桃色の光は、あたしの中にきゅうっと吸い込まれていった。
うわッ!
なに なに?
胸の中に広がるあたたかい感情。
嫌な感じじゃない。
ほわんとしてて、あったかくて。
あたし……すごく…… 愛おしい。
――うん。
この気持ちは愛情だ。