Monochro world

―――――――――――……




「――はい。」



「おう。」



優太をリビングに通し、麦茶を出してあげた。



――てか今日平日やろ…?



優太の制服姿を確認して、私は口を開いた。



「何で来たん?学校は?」



「お前が心配やったから。」



「は?」



反らされていた瞳がこちらを向き、私を捕らえた。



「学校行ったらお前、おらんから心配で来たんや!」



少し怒った瞳に私はクスッと笑った。




「ごめんな?」



< 130 / 187 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop