素直になれない
「お待ちしておりました。お嬢様方」
「紹介するわ。執事の佐伯よ。」
「「よろしくお願いします」」


執事の佐伯さんに

寝室へ案内してもらった。

1人1部屋なんだって!

先にみゆきを案内して、

次はあたし。


「心様のお部屋はこちらでございます。」
「すっごーーーーい」


大きい。

天蓋付きのベッドが真ん中に置いてあって

おっきな窓を開けると

ベランダになっている。


「荷物を置いたら、海へ行かない?歩いてすぐなのよ」
「行くよっ」
「じゃぁ、あとで玄関に集合ね」


荷物は少ないし・・・

ベッドの横にでも置いとけばいいよね。


「さて!!玄関まで行きますか・・・ってどっちだっけ?」


広すぎて、どっちに行けばいいかわかんない~。

どうしよっ


「どうなされました?心様」
「あっ、佐伯さん」
「玄関でしたら、わたくしが案内いたしましょう」


佐伯さんに無事、

玄関まで連れてってもらった。


「ありがとうございました!」


執事っていいなぁ。




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