素直になれない
「返事はいいから、言いたかっただけだし」
そういうと、あいつは
スッと立って、向こうに行っちゃった。
あたしは突然のことでびっくりして
しばらくここから立てなかった。
「心、そろそろ帰るわよ」
いつのまにか、カレンも帰ってきて
肝試しは終わりになった。
あたしは帰り道、
2人にさっきのことを相談した。
「やっぱり?!みゆき、戸川君はぜったい心ちゃんのこと好きだと思ったんだよね!」
「あたしもそうだと思ったわ」
2人ともなにを言い出すんだろう。
さんざん悪口ばっかり言っていたのに。
いまさら・・・。
「でも、返事はいらないって・・・」
「絶対ほしいはずだよっ!!」
「心、あなたは悠士のことをどう思っているの?」
「どうって・・・」
あたしは、戸川悠士のことを・・・。
「考えてみたらいいんじゃない?」
「うん・・・」
次の日も
カレンの別荘で遊んだけど
何をしたかちゃんと覚えてない。
頭の中は戸川悠士のことでいっぱいだった。
そういうと、あいつは
スッと立って、向こうに行っちゃった。
あたしは突然のことでびっくりして
しばらくここから立てなかった。
「心、そろそろ帰るわよ」
いつのまにか、カレンも帰ってきて
肝試しは終わりになった。
あたしは帰り道、
2人にさっきのことを相談した。
「やっぱり?!みゆき、戸川君はぜったい心ちゃんのこと好きだと思ったんだよね!」
「あたしもそうだと思ったわ」
2人ともなにを言い出すんだろう。
さんざん悪口ばっかり言っていたのに。
いまさら・・・。
「でも、返事はいらないって・・・」
「絶対ほしいはずだよっ!!」
「心、あなたは悠士のことをどう思っているの?」
「どうって・・・」
あたしは、戸川悠士のことを・・・。
「考えてみたらいいんじゃない?」
「うん・・・」
次の日も
カレンの別荘で遊んだけど
何をしたかちゃんと覚えてない。
頭の中は戸川悠士のことでいっぱいだった。