君の名前

その間に、制服に着替える。


新しい制服に身を包む。紺色のスカートを
３回織って、薄ﾋﾟﾝｸのﾌﾞﾗｳｽを来て、
大きいﾋﾟﾝｸのﾘﾎﾞﾝをつけた。白いルーズソックスに足を通した。
鏡に映る私は、いつもの、私じゃない気がした。


アイロンで髪をストレートにした後、髪を巻いていく。


洸にいに買ってもらった、ピアスをつけて・・・

アリュールの香水を控えめにつける。

最後にスプレーをふって、かばんに、デコってキラキラの
携帯をいれて、下に降りた。

「優、あんた～初日カらそんな格好で」
お母さんは驚いた顔をしていた。



「平気だって～校則超ゆるいし～!!!」


「いくら何でも、スカート短くないか？」
お父さんは、読んでた新聞を折りたたむ。

「大丈夫～!!じゃ～行ってくるね!!」
新しい、ローファーを履いて、ドアを開けた。

そこには、春の暖かい、日差しがさしていた



私の名前は・・・藤井　優!!
今日カら、高校生になるの。中学は、部活におわれる
毎日だったカら、高校生は絶対自由に楽しくすごすって
決めてたの。

かっこぃぃ彼氏作って・・・
中学は、それなりに恋愛もしてきたけど、
忘れられない恋なんて・・・ない。



これカらも、こういう風にすぎていくって思ってた・・。
あなたに出会うまでは・・・。


私は特別可愛くないし、特別ぶさいくでもない。
ただの女の仔、天然でチビとか言われるけど・・・。



一生忘れられない恋が・・幕を開けるなんて
思ってもいなかった。



「あぁ～!!!!優!!」
私の元に駆け寄ってきたのは、
中学の頃からの親友の、美雪。

「美雪ちゃん!!!!!」
私は美雪の元にかけよった。

美雪は私を抱きしめてナデナデした。

新条　美雪。私の一番大好きな友達。
身長は高くて足も長くて、黒のロングのストレートの髪の毛。
遠慮しがちな、清楚な子。
かっこよくて・・・お姉ちゃんみたいなの!!