君の名前
すれ違い
「ん・・・」
私はカーテンから差し込む、朝日で目が覚めた。
私は静かに下におりた。
リビングには誰もいない。
私はエプロンを着て、朝ごはんを作った。
「よぉしっ!」
悠のために頑張る!!
メニューは、マカロニサラダと、パン、
玉子焼き・・・。
たいしたものじゃない・・・。
料理は苦手・・・。
悠を起こしに行った。
「悠~!!!!」
「んぉ・・・」
悠は目をこすった。
「おはよ♪」
「おう」
軽くキスをした。
「ご飯作ったの」
「まじ~?」
2人で下におりた。
料理を並べてるテーブルを見て・・
「すっげえぇぇ~!!!まじ最高」
悠は大喜び。
「「いただきます」」
2人で手をあわせた。
新婚みたい・・・。
「俺ら新婚みたい」
「へっ?」
「うまい!俺の嫁になってほしい」
一番ほしかった言葉・・・。
「行く!!!」
「俺もお前しかいらねぇ~」
本当に幸せだった。
でも、この幸せを思ってない人がいた。
そんなこと、とっくに忘れてた。
「食った~!!」
「ねぇ~香水買いにいかないのぉぉ?」
「お?行くか~」
悠は立ち上がった。