君の名前
「わざわざ送ってくれてありがと♪」

「おう!」

離れたくないよ・・・・。

もっと一緒にいたいよ・・・・。

「優っ・・・」

悠が、私をまねいた。

「なぁに~?」

悠はおでこにキスした。

「ひゃっ///」

そして首に手を回した。

「うそ・・・・」

私の首には、ハートのチャームのネックレス。

悠は、はずかしそうにしている。

私は涙が出てきた。

「ありがとぉぉぉ」

私は悠に抱きついた。

「泣くなって~」

最後にキスをしてバイバイした。

ずっと消えるまで悠の背中を見ていた。

私は1人ニヤけて玄関をあけた。

「ただいまぁぁ」

やっぱり誰もいなかった。

家族4人そろったの、いつだっけ・・・。


「何か買いにいこぉっと」

私は財布を持って、コンビニへ向かった。

すると、大きな白のワゴンの車がゆっくり
横を走ってる・・・・。

怖いな・・・。

私は早歩きをした。


ガラガラーっ。

車のドアがいきおい良く開いた。

「ちょっと!!」

後ろを振り返ると・・・・・・。

「美奈ちゃん・・・・。」

悠の過去をめちゃくちゃにした・・・。


美奈ちゃんは、嘗め回すように
私を見た。

「何・・・?」

悠を守るんだ。

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