「短編」あなたへの涙使用量。

涙使用量。



あなたを好きでいる間、




たくさん悲しみ



たくさん涙を流し



たくさん苦しみ



たくさん喜び



たくさん笑い



たくさん成長しました。





正直、辛いことの方が多かった。





でも、幸せな気持ちであなたを想っていた時間のほうが長かった。




けれど、あなたを想って流した涙の量はもう、思い出せない。



思い出したくない。




だってもう私は泣き疲れたから。






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