機動戦士ガンダムOOA
ブリーフィングが終わり、部屋にはアレフとアリスが2人壁に寄りかかったまま残っていた。

アリス:「アレフ、何故このような作戦を提案したの?」

アレフ:「ここで機体を壊すわけにはいかない。UNION戦で何があるかわからないからな。」

アリス:「それじゃ今回は待機させてもらうわ。私が出る必要性もないし…」

アリスは、少し拗ねた感じで答えるとそそくさと部屋を出て行った。

アレフ:「あれさえ完成すれば、こんな事をしなくてもいいんだが。」

その頃セルゲイは自室でソレスタルビーイングの組織データを眺めていた。

セルゲイ:「国連直属の極秘部隊。ソレスタルビーイングは、世界を纏めるために組織されたか…」

セルゲイが目の前の文章に釘付けになっていると、シャロンが入ってきた。

シャロン:「大佐。少し話したいんだけど…いい?」

シャロンはセルゲイの前でメモリースティックをちらつかせながらニコニコしている。

セルゲイ:「いいだろう。」

シャロンは持っているメモリースティックをセルゲイに渡すと、シャロンはセルゲイの机の上に座り話し始める。




1週間後………
ノクターンは目標海域に到着してスローネ(アイン、ドライ)2機の射出準備に取りかかっていた。

アレフ:「シャロン、ステルスフィールド使用時の粒子残留には常に気を配っておけよ。」

シャロン:「了解!アレフこそ外さないでよ!そいつは1発しか撃てないんでしょ。」

シャロンはまるで仕返しをするように言い返す。

アレフ:「わかっているさ。完璧に狙い撃ってやるよ。」
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