機動戦士ｶﾞﾝﾀﾞﾑＯＯＡ

Peace３ -ソレスタルビーイング-

アレフ:｢ブースター最大出力！｣

アレフはスローネアインの脚部ブースターを最大出力で噴射し､機体を強制的に上向きにさせていく｡
しかし機体にかかった負荷は尋常ではなくコクピット内は警報機の音と赤い光の点滅に包まれていた｡

アレフ:｢この程度で悲鳴をあげるとは旧式の機体を強化してもこの様か…｣

ビームは徐々に上向きになり降り注ぐ全ての破片を焼き払う｡
その頃､シャロンとアリスは爆炎を越え､破砕作業をしていた各勢力が密集するＭＳの中に突っ込んだ｡

ロックオン:｢何だ！？新手か！｣

ロックオンの一言と同時にソレスタルビーイングのマイスター達は２機に銃口を向ける｡

アリス:｢我々はソレスタルビーイング｡紛争根絶を目的とする施設武装組織です､後はお分かりですね｡｣

ティエリア:｢ソレスタルビーイングだと貴様らなにを言っている！？｣

アレフ:｢シャロン､セルゲイ・スミルノフを確保しろ｡奴は我々に必要だ｡｣

アレフも遅れて到着し２機の真ん中に停止する｡

シャロン:｢了解さいされましょう！｣

シャロンはセルゲイの搭乗しているティエレンに近づく｡

シャロン:｢ふぅ〜ん｡あなたはいらないのよ｡｣

シャロンはニヤケながらティエレンの横にいたハーキュリーの搭乗しているジンクスをＧＮマシンガンで撃墜する｡

セルゲイ:｢ハーキュリー！｣

アリス:｢無駄なことはしないで｡｣

シャロン:｢はぁ〜い｡それじゃ､貴方はこっちよ｡｣

シャロンはセルゲイが反撃をする間もなくビームサーベルでティエレンのボディだけを残して破壊する｡
シャロンはボディをスローネドライの右手で掴みアレフの所に戻ろうとすると､アロウズのジンクス１機がビームを乱射しながら近づいきた｡

アンドレイ:｢そいつを渡せぇぇ！｣

ルイス:｢少尉！｣

シャロン:｢邪魔しないでくれる｡｣

シャロンはドライをＧＮフィールドで囲み攻撃を防ぐ｡