High☆オタクダーリン
そしてそのまま家の近くの公園に連れて来られた私。
何なの一体・・・。
そう思って呆然としていると、准が私の手を離して公園のベンチに座った。
「柚葉。
隣座れ」
「う、うん」
私は言われるままに隣に座った。
するとさっき買った攻略本のカバーしてあったビニールを破ってパラパラとページをめくる准。
そして、
「あ、あった」
と言ってあるページで止めた。
「柚葉、見てみ」
准はそのページを私に見せてきた。
そのページには・・・・・
美優ちゃんの攻略ページ。
私はハァっとため息をついた。