High☆オタクダーリン
「だったら・・・
名前で呼んでよ」
そう言うと咄嗟に私を見てきた准。
そう。
この頃准は私を名前で呼ばない。
「おい」とか「お前」とか。
名前で呼ばれたのは一体いつ?
私は真剣な目で准を見た。
「・・・・今それ言わなきゃ駄目?」
ぶっちーん!!!
私の頭の線がキレた。
「バカ~~!!准のバカァ!!!
もう知らない!!
准なんて好きにならなきゃ良かった!!
あんたなんかよりもかっこいい男見つけてやる!!
准なんか!准なんかゲームの世界に行っちゃえばいいんだ!!」
「はっ?!
おい!!!」