☆学校の先生☆
夏恋は二次募集で、近くの公立高校を受験することになったみたいだ。

「ねー凜華ぁなんかいい事があったでしょ」

「べつにないよー」

「嘘!!親友なんだから目をみればわかるんだよ!?」

野原先生のことは、二次募集の試験がおわるまで夏恋には黙っておくつもりだったのに・・・

「実はね・・・野原先生にもう一度やり直そうって言われたんだ!!」

「まぢで!?よかったぢゃん」

「夏恋は辛いのにあたしだけこんな思いしてごめんね!?」

「親友なんだからそんな事考えないの」

「わかった」



一週間後―――

夏恋は無事合格して高校が決まった。

離れていても親友にはかわりないよねって二人で話したんだ。
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