ヘタレサンタがやってきた!



私が頬を膨らまして陸を睨んでいると、逆に陸はニコニコ笑いながら私を見ていた。







・・・むぅ~~~。



そういう顔も可愛いんですけど。



この人、女の子に生まれてきたらモテモテだね。



まぁ、男の子でもモテるとは思うけど。






「・・・んで、もし私が手伝うとしたとして、何をすればいいの?」




私は渋々言った。




すると更にさっきよりニコニコとして私を見てきた。




・・・・・ずるいなぁ。




「まぁ取り敢えず、プレゼント配りを手伝ってもらうよ。



実はまだ全然配ってないんだ」





< 15 / 39 >

この作品をシェア

pagetop