ヘタレサンタがやってきた!
私が頬を膨らまして陸を睨んでいると、逆に陸はニコニコ笑いながら私を見ていた。
・・・むぅ~~~。
そういう顔も可愛いんですけど。
この人、女の子に生まれてきたらモテモテだね。
まぁ、男の子でもモテるとは思うけど。
「・・・んで、もし私が手伝うとしたとして、何をすればいいの?」
私は渋々言った。
すると更にさっきよりニコニコとして私を見てきた。
・・・・・ずるいなぁ。
「まぁ取り敢えず、プレゼント配りを手伝ってもらうよ。
実はまだ全然配ってないんだ」