ヘタレサンタがやってきた!
それが両親のせいではなく、陸のせいとは昔の私は知りもしないだろう。
すると少し間を置いてから、陸が話し始めた。
「・・・じゃあ、海は今14か。
言っとくけどなぁ、俺もその時14だ。
14で全てのプレゼントを配り終えるなんて・・・・不可能」
「不可能じゃない!!
現に私は今配れた!!」
私が素早く突っ込むと、陸が少し怯んだ。
「・・・別にそこまで言わなくても・・・」
「はいはい」
と言って私は口を尖らせた。
するとため息をついてから話し出した。