ヘタレサンタがやってきた!



それが両親のせいではなく、陸のせいとは昔の私は知りもしないだろう。





すると少し間を置いてから、陸が話し始めた。




「・・・じゃあ、海は今14か。


言っとくけどなぁ、俺もその時14だ。


14で全てのプレゼントを配り終えるなんて・・・・不可能」




「不可能じゃない!!


現に私は今配れた!!」






私が素早く突っ込むと、陸が少し怯んだ。





「・・・別にそこまで言わなくても・・・」




「はいはい」


と言って私は口を尖らせた。






するとため息をついてから話し出した。






< 32 / 39 >

この作品をシェア

pagetop