ヘタレサンタがやってきた!



私は渋々一列に並んで、下を向いていた。





あ~~あ、早く終われー!!





「・・・お前やる気というものはないのか?」





・・・・・・えっ?幻聴じゃないよね?


聞いたことのあるこの声、この口調。





・・・・もしかして、



私は顔を上げた。







そこには・・・・・





「久しぶり。
トナ"カイ"さん」




相変わらずの美少年顔の陸が花束を持ってそこにいた。




「・・・何で」




「だから言ったろ?


『また1年半後な』って」




「っ!!!



もう!相変わらず・・・」







こいつは相変わらずの美少年ヘタレ自由人のようです。







END

(私達の恋は始まったばかり)







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