不良star(完結)






「なんだと?」





・・・・・!




「ふざけるなよ!

 母さんのことはもう良いのかよ!?

 だいたいなんで・・・

 俺に相談もなしに・・・

 何勝手に関入れてんだよ?

 ふざけんなよ・・・

 なんで・・・。」









俺が半分泣いたようにそう問うと、

親父は、キッと怖い目つきで俺を睨んだ。















「ガキのお前には分からねぇーさ。

 信じてる人に裏切られた悲しみ

 なんてな。

 俺は・・・

 信じていたんだ。

 母さんの事を・・・

 なのにいきなり・・・

 あんな死に方されて・・・・」






< 156 / 211 >

この作品をシェア

pagetop