【短】カレーライス
結城side
結城side
可愛い顔して"ありがとう。"
なんて言うなよ…。
「あーご飯食べた気しねぇ」
小さくぼやく。
あんなにじろじろと顔見つめられたんじゃ、ご飯も喉を通んねぇよ。
「でもこれで安心」
部屋の中にいれば
輝星を見なくてすむ。
そう思っていたのに。
*
「結城?…入っていい?」
――!?
「まっ…待って」
俺の声虚しく輝星が入ってくる。
「…なんだよ」
「あの…」
輝星は信じられない一言を放った。
「一緒に居てもいいかなぁ?」
――…!
「…なんで?」
「外…雷がすごくて…その」
あぁ…たしか雷怖かったんだっけ…こいつ
「…分かった。でも俺は寝るから」
「うん。ありがとう」
輝星の顔が緩む。
ヤバイ。
ヤバイヤバイ。
もつかな…俺。
可愛い顔して"ありがとう。"
なんて言うなよ…。
「あーご飯食べた気しねぇ」
小さくぼやく。
あんなにじろじろと顔見つめられたんじゃ、ご飯も喉を通んねぇよ。
「でもこれで安心」
部屋の中にいれば
輝星を見なくてすむ。
そう思っていたのに。
*
「結城?…入っていい?」
――!?
「まっ…待って」
俺の声虚しく輝星が入ってくる。
「…なんだよ」
「あの…」
輝星は信じられない一言を放った。
「一緒に居てもいいかなぁ?」
――…!
「…なんで?」
「外…雷がすごくて…その」
あぁ…たしか雷怖かったんだっけ…こいつ
「…分かった。でも俺は寝るから」
「うん。ありがとう」
輝星の顔が緩む。
ヤバイ。
ヤバイヤバイ。
もつかな…俺。