【短】カレーライス

輝星side

結城が好き








私を好き?












えぇ!?







「全然気付かなかった…」

結城の部屋の扉の前。
小さく呟く。





じゃぁ結城の今までは…

いわゆる照れ隠し…とか?








私…結城にキスされた。










不思議と全然嫌じゃなかった。

びっくりはしたけど…。








これから今までみたいに出来るかな?








結城はもっともっと離れていっちゃうんじゃないのかな?







そんなの…嫌だ。









嫌だよ…。










「結城…入るよ」

私は再び結城の部屋に足を踏み入れた。



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