マイワールド
「そういやさ……。」
裕也は思い出したように言い、
ケータイを取り出した。
「見ろよ。
おまえの味方はいるんだぜ。」
「は……?」
裕也は私にケータイの画面を見せた。
『動物ラブな子集まれ!
少しでも動物達の役に立ちましょう!
命とは何か、一緒に考えましょう!
ご意見は掲示板へ!』
見覚えのあるホームページが出てきた。
「これって……。」
「懐かしいだろ?」
あの、生徒会に出してしまったサイトだ。
最近忙しくて、この存在を忘れていた。
「『味方』って……?」
「掲示板見てみろよ。」
私はケータイを受け取り、
掲示板をクリックした。
『はじめまして。
動物ラブな中学生です。
管理人さんも中学生さんだと知り、
親しみやすいなって思って書き込みしました。
命について考えていくと、
いくらでも疑問が出てきて悩んでしまいますよね。
同じ考えの人がいて、とても安心しました。
よかったら、一緒に考えていきませんか?
お返事待ってます。
長文失礼しました。』
この書き込みは、八月のものだった。
「放置してたらこんなことに……。」
他にも、三十ほど同じような内容が書き込まれていた。
裕也は思い出したように言い、
ケータイを取り出した。
「見ろよ。
おまえの味方はいるんだぜ。」
「は……?」
裕也は私にケータイの画面を見せた。
『動物ラブな子集まれ!
少しでも動物達の役に立ちましょう!
命とは何か、一緒に考えましょう!
ご意見は掲示板へ!』
見覚えのあるホームページが出てきた。
「これって……。」
「懐かしいだろ?」
あの、生徒会に出してしまったサイトだ。
最近忙しくて、この存在を忘れていた。
「『味方』って……?」
「掲示板見てみろよ。」
私はケータイを受け取り、
掲示板をクリックした。
『はじめまして。
動物ラブな中学生です。
管理人さんも中学生さんだと知り、
親しみやすいなって思って書き込みしました。
命について考えていくと、
いくらでも疑問が出てきて悩んでしまいますよね。
同じ考えの人がいて、とても安心しました。
よかったら、一緒に考えていきませんか?
お返事待ってます。
長文失礼しました。』
この書き込みは、八月のものだった。
「放置してたらこんなことに……。」
他にも、三十ほど同じような内容が書き込まれていた。