マイワールド
「本当は中栄監督、
こんなこと聞きたいんじゃないのかもしれないね。」
いつもの時間にいつもの場所。
私は、裕也に相談した。
さすがに、中栄監督のニックネームは、
裕也には教えていない。
「まぁ、おまえの言いたいことは伝わってくるけど。
これを映画で……てのは難しいだろ。」
「だよね。大体、私のことなんてもう忘れてるかもしれないし……。
今更こんなの送ったって、迷惑なだけかも。」
「そんなことはどうだっていいよ。
つか、弱気になるな!
中栄監督が描きたいのって、
『愛情』とかそういうやつじゃないのか?」
「動物と人間の愛とか?」
「それそれ!」
「じゃぁ私が書くような内容じゃ……」
「動物が人一倍好きなおまえなら書けるだろ。
ほら、平等とかのことも触れながら、動物と人間の愛を……」
「それなら、作文より、直接中栄監督に話したほうが伝わると思う。」
「……」
こんなこと聞きたいんじゃないのかもしれないね。」
いつもの時間にいつもの場所。
私は、裕也に相談した。
さすがに、中栄監督のニックネームは、
裕也には教えていない。
「まぁ、おまえの言いたいことは伝わってくるけど。
これを映画で……てのは難しいだろ。」
「だよね。大体、私のことなんてもう忘れてるかもしれないし……。
今更こんなの送ったって、迷惑なだけかも。」
「そんなことはどうだっていいよ。
つか、弱気になるな!
中栄監督が描きたいのって、
『愛情』とかそういうやつじゃないのか?」
「動物と人間の愛とか?」
「それそれ!」
「じゃぁ私が書くような内容じゃ……」
「動物が人一倍好きなおまえなら書けるだろ。
ほら、平等とかのことも触れながら、動物と人間の愛を……」
「それなら、作文より、直接中栄監督に話したほうが伝わると思う。」
「……」