マイワールド
「そういえば、
私、部活休んじゃった。」
なんとか話をずらした。
「いいのかよ。」
うまく乗ってきてくれた。
「よくないけど。
ヤバイよね。」
「あ、俺、
明日から部活始まるから、
一緒に帰れなくなるよ……。」
「今思い出したの?」
「あぁ。」
「バーカ!
私がいなかったら明日部活休んで、
藤井(ふじい)先生にボコされてたんじゃない?
まいいや、わかった。」
私は、小さく微笑んだ。
「ところで職業体験、
『おまえは何にするの?』」
裕也は思い出したように言った。
「動物病院。
知ってて聞いたでしょ?」
「その通りだよ。」
「裕也は?」
「スポーツショップ。」
「裕也らしいね。」
「どんなだよ?」
「悪い意味はないよ。」
そんなわけで、公園についてしまった。
「んじゃ。」
しばらく一緒に帰れなくなるというのに、
あっけなく手を振って終わりだった。
私、部活休んじゃった。」
なんとか話をずらした。
「いいのかよ。」
うまく乗ってきてくれた。
「よくないけど。
ヤバイよね。」
「あ、俺、
明日から部活始まるから、
一緒に帰れなくなるよ……。」
「今思い出したの?」
「あぁ。」
「バーカ!
私がいなかったら明日部活休んで、
藤井(ふじい)先生にボコされてたんじゃない?
まいいや、わかった。」
私は、小さく微笑んだ。
「ところで職業体験、
『おまえは何にするの?』」
裕也は思い出したように言った。
「動物病院。
知ってて聞いたでしょ?」
「その通りだよ。」
「裕也は?」
「スポーツショップ。」
「裕也らしいね。」
「どんなだよ?」
「悪い意味はないよ。」
そんなわけで、公園についてしまった。
「んじゃ。」
しばらく一緒に帰れなくなるというのに、
あっけなく手を振って終わりだった。