マイワールド
8
「せっかくここに来たんだから、
ちょっと楽しんでいかない?」
裕也と星川さんを許した私は、気を取り直した。
「健ちゃん、こいつに狩り見せてやったら?」
裕也が私をチラリと見た。
「彩音ちゃんが見たいならいいけど、
嫌ならやめた方がいいよ。
見せ物じゃないし。
どう?」
「あ、私ですか?
血とか無理なんで、
見たくないです……。」
「わかった!
じゃぁ、どうする?」
しばらく沈黙が続いた。
「じゃ!
ドイナカ体験してみる?
いろいろ発見あるかもよ。」
星川さんが立ち上がった。
「行くかぁ!」
裕也が私の手を引っ張った。
ドキン――。
「ちょっ!」
私は自分の手を引いた。
「どうしたの?」
裕也は目を丸くした。
「ははっ。
彩音ちゃん、
もう付き合ってるのに、まだ心臓ドキドキいっちゃってる?」
星川さんは私の頭に手をあてた。
「ユウくん、彩音ちゃんのこと大事にしてやれよ?
こんなにいい彼女できて、幸せだろう?」
「何だよ、それ?」
裕也は照れ臭そうにして、先に外へ行ってしまった。
「気にするなよ。
ユウくん、彩音ちゃんが好きで好きでたまらないんだから。」
「それはないですよ……。」
私は星川さんについて歩いた。
ちょっと楽しんでいかない?」
裕也と星川さんを許した私は、気を取り直した。
「健ちゃん、こいつに狩り見せてやったら?」
裕也が私をチラリと見た。
「彩音ちゃんが見たいならいいけど、
嫌ならやめた方がいいよ。
見せ物じゃないし。
どう?」
「あ、私ですか?
血とか無理なんで、
見たくないです……。」
「わかった!
じゃぁ、どうする?」
しばらく沈黙が続いた。
「じゃ!
ドイナカ体験してみる?
いろいろ発見あるかもよ。」
星川さんが立ち上がった。
「行くかぁ!」
裕也が私の手を引っ張った。
ドキン――。
「ちょっ!」
私は自分の手を引いた。
「どうしたの?」
裕也は目を丸くした。
「ははっ。
彩音ちゃん、
もう付き合ってるのに、まだ心臓ドキドキいっちゃってる?」
星川さんは私の頭に手をあてた。
「ユウくん、彩音ちゃんのこと大事にしてやれよ?
こんなにいい彼女できて、幸せだろう?」
「何だよ、それ?」
裕也は照れ臭そうにして、先に外へ行ってしまった。
「気にするなよ。
ユウくん、彩音ちゃんが好きで好きでたまらないんだから。」
「それはないですよ……。」
私は星川さんについて歩いた。