チョコレート大作戦!
「まぁまぁ、真由ちゃん落ち着いて。」
今まで黙って見ていた、柔らかな物腰の女子、ほのかは、
真由の興奮した様子を見てなだめに入った。
「ほのかぁ~!」
真由はほのかに抱きついた。
ほのかやさしぃ~。
そういうほのかも、中学時代から付き合っている彼がいるのだ。
「よしよ~し。」
ほのかは真由を優しく撫でる。
まるで子犬をあやすようだ。
「ったく、簡単じゃないわよ?
いろいろテクニックってものがあるんだから。」
咲妃は真由の様子をみてあきれるばかり。