たまごやき〜先生と私
「由佳、それは違う。違うんだ。」


「違わない。ウチは負けた。だから、もう原田には関わらないから。もうウチの家族に近づかないでよ。」



「おい、待てよ」


由佳の手を掴んだが、すぐ離れた。






由佳の手は冷たく、悲しい手だった。











俺は人を傷つけることしか出来ないのかな??







人間失格だな、俺
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