たまごやき〜先生と私
「彩、ちょっと来て。」


俺は彩を呼び出した。



「ごめんな。
俺、やっぱりお前とは付き合えない。
俺よりいい奴いるだろうし....。幸せになれよ。」


「やっぱり、そう言うと思った。
まだ元カノが好きなの見え見え。しかも、今の原田なら元カノを守れそうだし。
だから、付き合ってるのは流さない。
由佳のお弁当ももう盗まない。後でちゃんと謝るよ。
やっぱ、略奪愛って出来ないもんね〜。幸せになってよ。」




彩も変わった。


大人になった気がする。



あいつならちゃんといい男見つけられるよ。
< 149 / 245 >

この作品をシェア

pagetop