たまごやき〜先生と私
だから由佳にこう言った。


「茂はそんな悪気がなくてそんなこと言った訳じゃないって。」



半信半疑な感じの由佳。



それはそうだよね。




私は家に帰ったけど、ちょっと由佳が心配だから一緒に夕飯の買い出しに行くことにした。



その時、私達が見たのは、茂が必死に財布が盗まれた子の親御さんに頭を下げていた。



私は改めて感心した。

やっぱり後でメールしなきゃ。


だけど、事件は起きた。
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