たまごやき〜先生と私
しばらくすると新しい書き込みがされた。


名前、彩音
助けて、スーパ森田の近くの



途中で切れていた。


おじさんが、
「彩音って、さっきクラスの誰かにかばってもらっていたよね?
しかも、20日の午後6時に会おうってあったよ」



やばい。今日は20日。
しかも、それはクラスのみんなじゃない。
だって、今、彩音は孤立している。
この前のお母さん登場の件でみんなドン引き。
しかも、キモいの書き込みは自作自演とかいう噂だし

思考回路は切れない。


「行く。スーパー森田に。」


すると、たっくんが
「お前、その体じゃ無理だろ。」

「俺が行く。」
と、原田が立ち上がった。

「ウチもついていく。原田だけじゃ、何にも出来ないし、キモいの書き込みもウチがやったことにすればよかったんだよ。」

「由佳....行って来い。暴れてこい。」


おじさん一家はみんな笑顔で見送ってくれた。
今、行くんだ。



「友達」を助けるために
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