たまごやき〜先生と私
「また、あんたが関わったんだね。あんたが関わることは昔からろくな展開しないもんね。お母さんがいないと、こんな子になるんだね。」


「由佳のお母さんはちゃんと....」
と、原田が抗議しようとしたのをウチはこう遮った。

「やめて。この続きはもういい。塚田さん、本当にごめんなさい。」
ウチは、彩音のお母さんに謝った。


「まったくもう」
と、言って彩音のお母さんは彩音がいる取り調べ室に行った。



「由佳、お前あんなこと言われて悔しくないのか?」
原田は、強い口調でウチに言った。


「悔しくないよ。だって事実だもん。」






原田は言葉を失った。
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