Nervous...♥




ぼーっと、
見惚れていたあたし。




「...どうかした?」



会長が立ち上がって
あたしの前に立つ。




あたしの目線は会長の
胸のあたり。





「背・・・高いんですね」




近くに来るたびに
少し甘くてさわやかな、

眠くなっちゃうくらいに
良い匂いがした。




「雛菜ちゃんは小さいね」




会長がかがみこんで
あたしの顔をのぞく。







近い・・・









クスクスと肩をゆらす
会長を前に、
あたしの心臓は爆発寸前で。




< 13 / 24 >

この作品をシェア

pagetop