Nervous...♥
ぼーっと、
見惚れていたあたし。
「...どうかした?」
会長が立ち上がって
あたしの前に立つ。
あたしの目線は会長の
胸のあたり。
「背・・・高いんですね」
近くに来るたびに
少し甘くてさわやかな、
眠くなっちゃうくらいに
良い匂いがした。
「雛菜ちゃんは小さいね」
会長がかがみこんで
あたしの顔をのぞく。
近い・・・
クスクスと肩をゆらす
会長を前に、
あたしの心臓は爆発寸前で。