ダーリンは下僕
 今日が誕生日だった事より、結菜が僕の誕生日を覚えていてくれたことに僕は驚いた。
 構わず、結菜は続ける。
「それと罪③」
「まだあるの!?」

「眼鏡、裕也が倒れたときに壊れちゃったみたい。」
 結菜はすぐそばの机から眼鏡を取って、僕に渡した。
 確かに、僕の眼鏡、アームが見事に曲がってます。
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