生まれ変わったら
次の日。

私は塾にも通ってないし

だから1日中勉強した

それでも馬鹿なんだけどね


「はーまた遅刻する~」

いつもと変わらない朝

けど心の中は変わりそう

いつものように授業して

いつものように帰る

変わらない毎日だった

今日も普通に下校・・・

のはずが怖そうな人が
こっちに近づいてくる


「ねえ、りなあこっちにくるよ」

「本当だあ。あんたなんかしたの?」

「する訳ないじゃん」

どんどん近づいてきて
私たちの前にその人は
たった。


それが司だったね

私今でもわすれないよ


「あの、昨日財布拾ってもらった奴」

「はあ・・・」

「そんでお礼したいっつーか」


びっくりしたそんなこと
言うんだって思って


「いや大丈夫ですよ」

「てか今日ひま??」

なにいってんだろうこの人
よくこんな人前でいえるよね
しかも顔良いし軽そう

「暇ですよ」

「ちょっと、いいの?」

りなが小声で言った
私はピースをした
私たちの中でピースは

大丈夫
平気
いいよ
って意味。

「じゃあさ待ってるから着替えてきて」

「はい」




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