★エスコイ★



止められなくて…

「ン…あ…秋く……」


ヤバ……
起きた……


「っ、ごめん、寝てた!!」

良かった…
キスばれてない…

「お前もう帰ったら??」

「うん…でも…」


宮坂は何か言いたそうに
下を向いた。


「何だよ。」


「今日はあんま親と会いたくないっていうか…学校で色々あって一人だと色々考えちゃうから…」


宮坂はそう言って
困ったように笑った。


色々って…

アイツから告白
された事か??


思いだしたらまた
止まらなくなった。


宮坂と直也が付き合う
って事を考えたら嫌で…


俺は…
どうしようもなく……


宮坂が好きだ。



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