綺麗になったその日まで…
「これ、落としましたよね??」
差し出されたのは見覚えのあるタオル。
「それ、私の……?」
「やっぱり。昨日ココのベンチに座った
ら、置いてあって、近くみたら君が
走ってたから。」
「あ、そういえば昨日、ココに置いた!」
そしたらイケメンさんはニッコリして、
「どうぞ。」
「ありがとうございます。」
「じゃ、俺行きますから!」
そういって走っていったイケメンさん。
「……かっこいい……。」
なんか、恋した気分。
これが『一目ぼれ』って奴!?
あんなかっこいい人と恋愛したいな…
「よしっ!」
綺麗になって、あのイケメンさんと仲良くなる!
私は決心した。