短編:冬のある日に・・・
「猫ちゃんこんにちは?はい今日のご飯!」

また来た・・・。

私が威嚇した日は諦めて帰ったと安心したのに次の日もまた次の日もご飯を持って私のももとへやって来た。

この男の名前は草辺翔24歳町のパン屋で働いている。

「ねぇ?いい加減ダンボールから出て俺の膝に乗んない?」

乗るわけないでしょ?馬鹿じゃないの?

「は~今日も駄目か・・・。」

明日も明後日もその先ずっとアンタの膝に乗る事はないわよ!
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