短編:冬のある日に・・・
雪
あの変な男と会ってからもう2週間がたった。私が何度噛み付いても引っかいてもあの男は懲りずに毎日私のご飯を持ってくる。本当に変な奴。
そんな事を思っていると突然町の野良猫たちが一斉に走り出した。その中にはあのお姉さんもいた。
「お姉さん?どうしたの?」
「あぁ!?アンタも早く逃げな!」
「えっ何で?」
「大雪が降るのよ!すごく寒くなるから!」
「おおゆき?」
「そっじゃあ私は急ぐからアンタも急ぎなさいよ」
お姉さんはそれだけ言うと走っていってしまった・・・。
そんな事を思っていると突然町の野良猫たちが一斉に走り出した。その中にはあのお姉さんもいた。
「お姉さん?どうしたの?」
「あぁ!?アンタも早く逃げな!」
「えっ何で?」
「大雪が降るのよ!すごく寒くなるから!」
「おおゆき?」
「そっじゃあ私は急ぐからアンタも急ぎなさいよ」
お姉さんはそれだけ言うと走っていってしまった・・・。