やきもち王子
「そういえば美和、秀は?」
「え?朝から見てないけど……
それより今は早くドレス着てみて!!」
「ああ、うん……」
秀どうしたんだろう?生徒会の仕事かな?
なんかちょっと心配……
ってそれよりドレスだよね!!
−−−−−−……
「美和、どう?変じゃない?」
ドレスは着てみると、本当にふわふわの
柔らかいピンク色でお姫様!って感じ
だった。
まぁ着てるのはわたしだからお姫様には
程遠いけどね……はは←
「………はる、
めちゃくちゃ似合うー!!
可愛いー!!やばいよ〜!!!」
美和は目を輝かせて興奮して言った。
「そんなことないと思うけど……//」
「もう!はるはまた〜!!
もっと自分が可愛いってこと自覚しなきゃ
これじゃ王子も心配にもなるわよねー」
美和に呆れたように言われて、
なんだかよくわからないけどムカ!
「わたしはどうせバカだもーん!」
「そんなこと言ってないけど;」
美和がなぜかため息をついた時、
誰かが部屋に入ってきた。
秀!!!