やきもち王子
はらはらしながら見守っていたけど
なんとか魔法使いさんに魔法をかけて
もらって秀は舞踏会へと向かった。
※ちなみに矢崎くんの出番終わり
−−−−−………
秀のことでいっぱいで忘れていた緊張が
舞台に出たとたん押し寄せてくる。
客席には 人、人、人。
舞台袖で見ていたよりも全然多く感じる。
「姫、わたしと踊っていただけますか?」
島田くんが優しく笑いながら手をさしだして、小さな声で大丈夫と言ってくれた。
そのことで少し緊張がほぐれた。
ありがとう島田くん!!
さっきのアドリブといい島田くんの空気の読める男っぷりに感動だよ…!