君と共に
6
―ピピピピ…
「……ん~」
朝か……
今日も1日が始まる。
モソッと布団から手を伸ばして時計を見ると。
「…6時半」
まだまだ寒いこの時期は布団から出るのが辛い。
「起きなきゃ…」
なんとか起き上がり、着替えをしてリビングに向った。
「あら、おはよう。」
「おはよ」
既にテーブルには美味しそうに湯気を上げた朝食が並んでいる。
「いただきます」
椅子に座り、手を合わせて、味噌汁に手を伸ばす。