電波の向こう
男の子の名前ゎ義行くん
私ゎ次第に義行と呼び捨てで
呼ぶようになった。
そして義行もまた、私を
チサと呼ぶようになった。
同じ部活という事が二人の話を
盛り上げた。
学校から帰るとすぐに義行に
mailをした。
遊びに行っている時も常に
mailをした。
そんな毎日が、私は楽しかった。
そして、ある日義行が写メを
交換しよぅと言った。
自分の容姿に全く自信がない
私は少しためらったが、義行
の姿が見たかった私は交換した。
チャラ〜ん
mail受信:義行
初めて見る義行の容姿…
ドキドキで胸がいっぱいだった。
勇気をだしmailを開く…
そこには、髪が少し茶色で
小麦色に焼けた男の子が写っていた。
顔立ちもはっきりしていて
一言で言うなら“カッコイイ”
だった。
こんなカッコイイ人と
私はmailをしていたんだ…
そう思うと急に恥ずかしくなる