海よりも深い
「子供みたいだな」ふっ、と優しく笑ってそう言いながら、なっちゃんはクッションを寄せて俺のベッドの横に座り込んだ
どうやら居てくれるらしい

「ありがと」

目が覚めたおかげで、まだ熱っぽくてダルイけど頭痛がちょっと引いてきた


それから、薬を飲むために少しでも食え、って言われたから俺は素直に従ってご飯と薬を流し込んだ
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